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粛々と・・・

 

中高生たちは、期末テスト1週間前となっています。

 

流れが速いですね~。

 

さて、今回は移行措置のお話。

 

小中高の教科書は、文科省の指導要綱に基づいて

 

教科書会社が作成し、各自治体が選定する。

 

高校は学校単位で選定します。

 

そして、定期的にその指導要綱が微調整され

 

教科書が数年に1度のペースで新しくなります。

 

ですので、兄弟で同じ教科書を使うことになる人も

 

いれば、別々になる人もいます。

 

そして最近は教科書の中身が難化傾向にあります。

 

上の学年で学習していたものが下の学年に降りてくる

 

という流れがあるんです。

 

 

そして今年から、移行措置として・・・

 

 

移行措置とは、簡単に言うと

 

まだ教科書は改訂されていないが、

 

近いうちに変わることが決定している場合、プリントなどで

 

その新しく指導要綱に入ってくる内容を学習することです。

 

 

そしてその移行措置が今年の1年生に入ってきているのです!

 

数学の「文字と式」

 

aやb、xやy、を使って数量を表す大事な単元なのですが、

 

実は、これはすでに小学校5・6年で軽く学習しているんです。

 

少し前の指導要綱改定で小学生に降りてきた単元なんです。

 

なので、以前ほどここでつまずく子は多くはなくなりました。

 

それはいいのですが・・・

 

ここからが問題で

 

その中1数学に「素因数分解」が入ってきたのです!

 

この単元は、まさに今年も含めて毎年中学3年生が学習する内容で

 

今年は3年と1年が度なじ時期に同じ勉強をすることになっているわけです。

 

そうなると、やはり1年生は大変で素数や因数の意味の理解から

 

つまずく子たちが続出することになっているだろうと考えられます。

 

 

1年からちゃんとやる子とそうでない子の差が大きくなりそうです。

 

 

 

 

1年に降ろしてこれそうな単元って他にありますけど!

 

って言いたいですがどうでしょう?

 

 

 

・・・話がどんどん専門的になってしまいますので

 

この辺にしときます・・・