小学生の国語離れが止まらない・・・
過去にこのブログでも取り上げましたが
ここ数年で、さらに状況が悪くなっているという事です。
なぜこのようになるのか?
ネット社会による弊害だと言われています。
○本を読まなくても簡単に情報が入ってくる。
○文字すら読まずに、映像と音声で分かりやすく教えてくれる。
これらの事が、以前までは普通に行ってきた読書の時間や
調べるために辞典などを読む時間を大きく削ってしまいました。
これにより、文字や文章を読むことに対して「時間の無駄」という感情が
生まれるようになってしまいました。
なので、6~12歳までの文字を読む量などが減ってしまい
これが今の小・中学生の読解力を大きく影響を与えています。
人類は、文明の発達とともに使わなくなった体のパーツを
進化の過程で小さくしてきました。爪やあごなどがそうです。
読解力が退化していくことを進化と呼べるのか?
このようなお話を、私立高校の先生がされていました。
そうならないように微力ながら力を尽くしたいと
考えています。
数学の文章題、理科や社会の記述問題等
文科省は思考力と読解力を必要とする試験を作る
指示を各自治体に出しています。
国としても危機感を抱いていることは間違いないので
それに対応していくことが受験対策にも
繋がるはずです。