今回は、パズル道場の話です。
思考力を養う大きな柱として行っているパズル道場ですが、
中学受験においても大きな効果を発揮することで知られています。
今年も、大阪最難関と言われる某中学校で
パズル道場の問題とほとんど同じ問題が出題されました。
『立体の切断面』
という問題なのですが、パズル道場の上級レベルに登場する
課題となっています。
その級を合格している小学校4年生の生徒に
解いてもらったのですが、その大問はやはりすべて正解でした。
他の問題は、もちろん見たことすらなく解けませんでしたが
中学受験するつもりのない子なので当然です。
このように他の問題を見ましても、
やはり世の中の方向性は「記憶」ではなく、
「思考」重視になってきていると確信しています。
そしてその『思考力』は、早ければ早いほど磨かれていく
と感じています。
最近の高校入試、そしてその先にある大学入試も
出題傾向が暗記から思考力勝負に移行していっています。
ただ、それに対応できるのは小学校段階から
「問題をよく読み、考える癖」が身に付いているかどうか
になってくるのでないかと思います。
中学生になってからではなく、
小学生からそういう習慣を身に付けていければ
その下地の上に新しく学習することが
きっちりと理解でき、自分のものにすることが
できるはずです。
「 転ばぬ先の杖。 」が大事です。