読解力が大切だ!
と言われるようになって、早10年程になりますが、
それなりに文科省も対策らしきものを立てたり
していますが、小・中学生の読解のレベルは
さらに低下していると感じています。
読解力が無いという事ではなく、しっかりと読まずに
解き始めてしまう子供たちがとても多いという事です。
国語の文章読解の授業で
「文章をよく読んで解こう!」と伝えると、
本当に真剣に取り組んでくれます。
解答も考えたことを伺わせる中身となっていて
「ちゃんと読んで解こうとしている。」
という印象を受けるのです。
ですが、国語以外の科目にとなると
読もうとしない子が一気に増えます。
「読もうとしないのではなく、読んでもわからない!」
と思い込んでしまっています。
そのことが、問題文を最後まで読むことを
省く原因になっています。
ですが、国語の文章のような長い文をみんなは
読むことが出来るのです。
その半分どころか3分の1にも満たない文章
をみんなが理解できないはずがないわけです。
まずは、ちゃんと読んで問題を正しく理解する事が
必要です。最初は意識して取り組んでいるうちに
自然とそれが当たり前のこととなっていくはずです。
それは全教科にいい影響を与えてくれます。
読解のレベルは、読めば読むほど伸びていきます。
まずは、今日からですね!